ジャーナリスト
ジャーナリストの特徴・説明・仕事概要
事件などの現場を取材して内容を的確に伝える仕事報道の仕事に携わる取材記者。放送記者、雑誌記者、フリーライター、ルポライター、ニュースキャスター、フォトジャーナリストなどを総称してジャーナリストと呼ぶことも。ここ数年注目を集めているのがビデオジャーナリストで、ビデオカメラ片手に取材・撮影・リポート・インタビューを行い、編集作業までをひとりでこなす。さまざまな現場で取材をするため、北海道でも九州でも外国でも、すぐに出かけられるフットワークのよさは必要。自分の意見や価値観、判断力をしっかり持ち、初対面の人から話をうまく聞き出すことのできる人に適性がある。
ジャーナリストの働く場所・雇用形態
新聞社、出版社、テレビ局などの正社員・契約社員として報道の現場で働いたのち、専門分野を確立してフリーとして活動する人も。フリーのジャーナリストの場合には、各メディアに企画を持ち込むなど、積極性が必要。
ジャーナリストの仕事に就く方法
スクールの養成コースなどで学び、新聞社、出版社、放送局、通信社などに就職。入社試験は狭き門なので、契約社員やアルバイトなどで入るのも方法。
キャスター
キャスターの特徴・説明・仕事概要
報道番組の司会進行を担当し、ニュースの背景をわかりやすく解説ニュース番組の総司会をつとめる。アナウンサーはニュース原稿を客観的に読むのが役割だが、キャスターはニュースの背景や問題点などを視聴者にわかりやすく説明。さらに一歩踏み込んで、自分の意見または番組の見解を述べる場合も多い。スポーツキャスターなど専門分野をもって、特定分野のニュースのみを担当する人も。世の中のさまざまなことに好奇心があり、自分の考えをしっかりもつことができる人。視聴者という不特定多数に向かって発信する仕事なので、自分の意見を人前でわかりやすく話すことのできる力が求められる。
キャスターの働く場所・雇用形態
働く場は、地上波キー局や地方局、ケーブルテレビ(CATV)、CS・BSなど。これらのアナウンス部に正社員として就職するほか、番組の制作プロダクション、アナウンサーのプロダクションに所属して活動する道も。
キャスターの仕事に就く方法
キャスターに起用されるのはテレビ局のアナウンサー、ジャーナリスト、タレント、俳優など。アナウンサー養成スクールで学ぶことからスタートし、プロダクションに入り、キャスターに抜擢されるというケースもある。